関節を動かす潤滑油的な働きが減ることで関節炎への心配も

更年期になると膝をはじめ、関節が痛くなったという人が多くなります。そして関節の炎症を訴える多くの人が女性なのです。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。それは女性ホルモンと大きな関係があります。

 

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女性ホルモンの成分は実は一種類ではないのですが、卵巣機能の低下と共に減っていくのがエストロゲンと言われるホルモンです。

 

更年期になるともう一種類の乳腺刺激ホルモン(プロゲステロン)とエストロゲンのバランスが崩れ、関節への影響を与えるのです。それは関節を動かす潤滑油的な働きが減っているために引き起こされている症状なのです。

 

実は閉経後に関節の炎症を訴えたりリウマチになる人が多く、男性と女性のリウマチの比率は1対4となっています。この結果からも、女性ホルモンの働きがいかに女性の体に影響を与えて、健康を保つよう助けてくれているかが分かります。リウマチの女性が出産すると、症状がひどくなることが報告されています。

 

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最近ではスマホの使いすぎで腱鞘炎を訴える人も多くいますが、実はそれも女性ホルモンが関係しているケースがあります。放っておけば炎症は治ると考えて使わないようにするかもしれませんが、そう考えている人のうち、手の形が変形してしまった人もいます。

 

腱鞘炎でそのようなことは起こりません。そのようになるのは「へバーデン結節」と言われる病気と、「ブシャール結節」と呼ばれる病気です。

 

関節がコブ状になり、指が変形したりしますが、閉経後の女性によく見られます。痛みが伴うこの病気は全身を治療し、ホルモンバランスを整えるようにする必要があります。女性ホルモンは減少してしまうとこのように体に不調をきたす症状が現れる場合があります。

 

また、エストロゲンには骨を破壊する細胞を減少させ、骨を作る細胞の活性化を助ける働きがありますので、骨の代謝に深い関係があります。

 

若くても膝や関節の痛みを感じる女性はだんだん増えてきていますが、良くない生活習慣のためにホルモンバランスが乱れていることが原因になっているかもしれません。

 

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女性ホルモンが減少するとこのような炎症だけでなく、肌の調子が乱れたり、反対に男性ホルモンが増えて髪の毛が抜けやすくなったりすることもあります。

 

老化が原因である場合が多いですが、若くても気をつけないとリウマチや炎症が起こることがあります。ホルモンバランスに気をつけ、サプリメントなどで必要な栄養を補ったりしながら対処していきましょう。

 

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